結論から言ってしまうと、団塊の正しい読み方は「だんかい」になります。
団塊の”塊”は「かたまり」「かい」と読むことはできますが、
「こん」と読むことはできないので、団塊を「だんこん」と読むのは間違いです。
団塊の”塊(かたまり・かい)”という字は、”魂(たましい・こん)”という字によく似ているため注意が必要です。
次の章で団塊の意味について解説していきます。
団塊は「塊(かたまり)のこと/堆積岩(たいせきがん)の中に存在する、周囲より硬い塊のこと」の意味として用いられています。
堆積岩というのは、”岩石や鉱物の破片、生物の遺骸(いがい)などが積もり、固まってできた岩石のこと”を意味します。
団塊が用いられる言葉としてよく”団塊の世代”と言われたりしますが、
これは「第二次世界大戦後の数年間に生まれた人達の世代のこと」を指します。
具体的には”1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)に生まれた人達のこと”で、”2021年での年齢だと72歳~75歳の人達のこと”を指します。
なぜ団塊の世代と呼ばれるのかと言うと、それはこの世代の人口構成が、その前後の4年間と比べて異常に膨張していることからきています。
団塊の世代という言葉が世の中で使われるようになったのは、
戦後のベビーブーム期の人々の人生を描いた小説である”団塊の世代”によるものです。
この小説の影響により、日本の人口の高齢化問題が取り上げられたことから使われ始めました。
以上が「団塊の読み方と意味、”だんこん”と”だんかい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど