このページでは逆鱗の読み方と意味、「げきりん」と「ぎゃくりん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.逆鱗の正しい読み方は「げきりん」「ぎゃくりん」?

 

結論から言ってしまうと、逆鱗の正しい読み方は「げきりん」になります

 

 

逆鱗の”逆”は「ぎゃく」「げき」と読むことができますが、逆鱗は「げきりん」と読むのが正しく、「ぎゃくりん」と読むのは間違いです。

 

次の章で逆鱗の意味について解説していきます。

 

2.逆鱗の意味について

 

逆鱗は「天子(てんし)の怒りのこと/目上(めうえ)の人の怒りのこと」の意味として用いられています。

 

天子というのは”中国の皇帝や日本の天皇の呼称のこと”で、目上の人というのは”地位や年齢が高い人のこと”を指します。

 

 

竜のあごの下には逆鱗(逆さに生えた鱗)があり、それに触れると竜は怒って、その人を殺してしまう、という中国の伝説が存在します。

 

”天子”や”目上の人”をこの伝説の竜にたとえているのが、いま現在における「逆鱗(げきりん)」という言葉になります

 

 

 

逆鱗を用いた例文としては、「上司の逆鱗に触れてしまった」や、
「彼の逆鱗に触れないように、いつも気を遣っている」のような使い方で用いられています。

 

逆鱗が用いられるのはほとんどが”逆鱗に触れる”のような使い方で、つまり”相手を怒らせる”ということになります。

 

 

以上が「逆鱗の読み方と意味、”げきりん”と”ぎゃくりん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 逆鱗の正しい読み方は「げきりん」で、「ぎゃくりん」は間違い。
  • 逆鱗は「天子の怒りのこと/目上の人の怒りのこと」の意味。

 

 

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