このページでは旅客機の読み方と意味、「りょかっき」と「りょかくき」どちらが正しいのかを解説しています。
結論から言ってしまうと、旅客機の正しい読み方は「りょかっき」「りょかくき」の両方になります。
旅客機の”旅”は「たび」「りょ」、”客”は「きゃく」「かく」、”機”は「き」と読むことができます。
ただ一般的には旅客機は「りょかっき」と読むことが多いです。
(ちなみに旅客を単体で読む場合は、「りょかく」「りょきゃく」のどちらでも読むことができます)
また旅客機の”客”の読み方は「かく」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「かっ」という読み方をすることはできません。
旅客機のように「りょかくき」ではなく、「りょかっき」と変化して読むのは、日本語の「促音化(そくおんか)」と呼ばれているものです。
促音化とは、”2つの語が結びついて1つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語(カ行・サ行・タ行・パ行)の前に付いた音が「っ」(これを促音という)に変化する現象のこと”を言います。
旅客機であれば、旅客(りょかく)+機(き)なので、機(後ろの語)の前に付いた音である”く”が促音の”っ”に変化します。
例えば「楽器(がっき)」や「切削(せっさく)」は促音化なしで読むと、
「がくき」や「せつさく」と読むのが普通です。
もともと”楽”には「がっ」という読み方はないですし、”切”にも「せっ」という読み方は存在しません。
ですが日本語では促音化によって促音(「っ」)に変化するため、
「楽(がっ)」「切(せっ)」と変化させて読んでいるのです。
ただすべての言葉が促音化によって促音(「っ」)に変化するわけではないので、注意してください。
次の章で旅客機の意味と類義語について解説していきます。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>