このページでは日銭の読み方と意味、「ひぜに」と「にっせん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.日銭の正しい読み方は「ひぜに」「にっせん」?

 

結論から言ってしまうと、日銭の正しい読み方は「ひぜに」になります

 

日銭の”日”は「ひ」「にち」(促音化により「にっ」)、”銭”は「ぜに」「せん」と読むことができますが、日銭を「にっせん」と読むのは間違いです。

 

(促音化とは、2つの語が結びついて1つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語(カ行・サ行・タ行・パ行)の前に付いた音が「っ」(これを促音という)に変化する現象のこと)

 

 

 

また日銭(ひぜに)のように「日(ひ)」が用いられている言葉には、
「日柄(ひがら)・日傘(ひがさ)・日陰(ひかげ)・日賦(ひぶ)」などがあります。

 

日銭(ひぜに)のように「銭(ぜに)」が用いられている言葉には、
「泡銭(あぶくぜに)・身銭(みぜに)・銭苔(ぜにごけ)・銭差し(ぜにさし)」などがあります。

 

 

次の章で日銭の意味について解説していきます。

 

2.日銭の意味について

 

日銭は「毎日収入として入ってくるお金のこと」の意味として用いられています。

 

 

日銭を用いた例文としては、「日銭を稼ぐために苦労する」や、
「サラリーマンではなく日銭商売をしている」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また日銭の類義語としては、「日当(にっとう)・日給(にっきゅう)・時給(じきゅう)・日傭(ひよう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても日銭と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「日銭の読み方と意味、”ひぜに”と”ひっせん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 日銭の正しい読み方は「ひぜに」で、「にっせん」は間違い。
  • 日銭は「毎日収入として入ってくるお金のこと」の意味。
  • 日銭の類義語には、「日当・日給・時給・日傭」などがある。

 

 

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