結論から言ってしまうと、戴天の正しい読み方は「たいてん」になります。
戴天の”戴”は「いただ(く)」「たい」と読むことはできますが、
「さい」と読むことはできないので、戴天を「さいてん」と読むのは間違いです。
戴天の”戴(たい)”という字は、”載(さい)”という字に似ているため注意が必要です。
また戴天(たいてん)のように「戴(たい)」が用いられている言葉には、
「戴冠(たいかん)・奉戴(ほうたい)・推戴(すいたい)・拝戴(はいたい)」などがあります。
戴天(たいてん)のように「天(てん)」が用いられている言葉には、
「炎天(えんてん)・仰天(ぎょうてん)・戴天(たいてん)・天気(てんき)」などがあります。
次の章で戴天の意味と類義語について解説していきます。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>