このページでは講中の読み方と意味、「こうちゅう」と「こうじゅう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.講中の正しい読み方は「こうちゅう」「こうじゅう」?

 

結論から言ってしまうと、講中の正しい読み方は「こうちゅう」「こうじゅう」の両方になります

 

講中の”中”は「なか」「ちゅう」「じゅう」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には講中は「こうじゅう」と読むことがほとんどです。

 

 

 

また講中(こうちゅう)のように「中(ちゅう)」が用いられている言葉には、
「渦中(かちゅう)・胸中(きょうちゅう)・在中(ざいちゅう)・集中(しゅうちゅう)」などがあります。

 

講中(こうじゅう)のように「中(じゅう)」が用いられている言葉には、
「年中(ねんじゅう)・世界中(せかいじゅう)・今日中(きょうじゅう)」などがあります。

 

 

次の章で講中の意味と類義語について解説していきます。

 

2.講中の意味と類義語について

 

講中は「講(こう)を作って神社・寺に参拝する信者の集まりのこと/頼母子講(たのもしこう)などの仲間のこと」の意味として用いられています。

 

講は”神社・寺への参詣や寄付などをする信者の団体のこと”で、
頼母子講は”金銭の融通を目的とする民間の互助組織のこと”を指します。

 

 

 

また講中の類義語としては、「団体(だんたい)・互助(ごじょ)・徒党(ととう)・同腹(どうふく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても講中と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「講中の読み方と意味、”こうちゅう”と”こうじゅう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 講中の正しい読み方は「こうちゅう」「こうじゅう」の両方。
  • 講中は「講を作って神社・寺に参拝する信者の集まりのこと/頼母子講などの仲間のこと」の意味。
  • 講中の類義語には、「団体・互助・徒党・同腹」などがある。

 

 

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