さて日常的に使われるもので「目眩く」という言葉があります。
この目眩くに使用されている漢字(特に”眩”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは目眩くの読み方と意味、「めくるめく」と「めまぐるしく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.目眩くの正しい読み方は「めくるめく」「めまぐるしく」?
では目眩くの正しい読み方は、「めくるめく」「めまぐるしく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、目眩くの正しい読み方は「めくるめく」になります。
目眩くの”眩”は「まぶ(しい)」「くるめ(く)」「くら(む)」「げん」と読むことはできますが、「まぐる(しく)」と読むことはできないので、目眩くを「めまぐるしく」と読むのは間違いです。
「めまぐるしく」というのは、”目紛るしく”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で目眩くの意味と類義語について解説していきます。
2.目眩くの意味と類義語について
では目眩くの意味と類義語について見ていきましょう。
まず目眩くは「目が眩(くら)むこと。目眩(めまい)がすること」の意味として用いられています。
目眩くを用いた例文としては、「目眩くばかりの輝き」や、
「まさに目眩くような日々を過ごした」のような使い方で用いられています。
また目眩くの類義語としては、「混乱(こんらん)・眩惑(げんわく)・立ち眩み(たちくらみ)・パニック」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても目眩くと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「目眩くの読み方と意味、”めくるめく”と”めまぐるしく”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 目眩くの正しい読み方は「めくるめく」で、「めまぐるしく」は間違い。
- 目眩くは「目が眩むこと。目眩がすること」の意味。
- 目眩くの類義語には、「混乱・眩惑・立ち眩み・パニック」などがある。