さて日常的に使われるもので「廉価」という言葉があります。
この廉価に使用されている漢字(特に”廉”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは廉価の読み方と意味、「けんか」と「れんか」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.廉価の正しい読み方は「けんか」「れんか」?
では廉価の正しい読み方は、「けんか」「れんか」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、廉価の正しい読み方は「れんか」になります。
廉価の”廉”は「やす(い)」「れん」と読むことはできますが、
「けん」と読むことはできないので、廉価を「けんか」と読むのは間違いです。
廉価の”廉(れん)”という字は、”兼(けん)”という字と似ているため注意が必要です。
また廉価(れんか)のように「廉(れん)」が用いられている言葉には、
「清廉(せいれん)・低廉(ていれん)・廉売(れんばい)・廉潔(れんけつ)」などがあります。
次の章で廉価の意味と類義語について解説していきます。
2.廉価の意味と類義語について
では廉価の意味と類義語について見ていきましょう。
まず廉価は「値段が安いこと」の意味として用いられています。
廉価を用いた例文としては、「この店は廉価な商品が多い」や、
「ゲーム機の廉価版が発売される予定だ」のような使い方で用いられています。
また廉価の類義語としては、「安価(あんか)・低廉(ていれん)・低額(ていがく)・激安(げきやす)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても廉価と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「廉価の読み方と意味、”けんか”と”れんか”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 廉価の正しい読み方は「れんか」で、「けんか」は間違い。
- 廉価は「値段が安いこと」の意味。
- 廉価の類義語には、「安価・低廉・低額・激安」などがある。