さて日常的に使われることはあまりないですが、「縊る」という言葉があります。
この縊るに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは縊るの読み方と意味、「くくる」と「くびる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.縊るの正しい読み方は「くくる」「くびる」?
では縊るの正しい読み方は、「くくる」「くびる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、縊るの正しい読み方は「くびる」になります。
縊るの”縊”は「くび(る)」「い」と読むことはできますが、「くく(る)」と読むことはできないので、縊るを「くくる」と読むのは間違いです。
「くくる」というのは、”括る”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で縊るの意味と類義語について解説していきます。
2.縊るの意味と類義語について
では縊るの意味と類義語について見ていきましょう。
まず縊るは「首を絞(し)めて人を殺すこと/絞首刑(こうしゅけい)に処すること」の意味として用いられています。
絞首刑というのは、”罪人の首を絞めて殺す刑罰のこと”です。
また縊るの類義語としては、「括る(くくる)・絞殺(こうさつ)・絞首(こうしゅ)・首吊り(くびつり)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても縊ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「縊るの読み方と意味、”くくる”と”くびる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 縊るの正しい読み方は「くびる」で、「くくる」は間違い。
- 縊るは「首を絞めて人を殺すこと/絞首刑に処すること」の意味。
- 縊るの類義語には、「括る・絞殺・絞首・首吊り」などがある。