結論から言ってしまうと、割愛の正しい読み方は「かつあい」になります。
割愛の”割”は「わ(る)」「わり」「かつ」と読むことができますが、
割愛は「かつあい」と読むのが正しく、「わりあい」と読むのは間違いです。
「わりあい」というのは、”割合(わりあい)”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で割愛の意味について解説していきます。
割愛は「惜しいと思いながらも、やむをえず手放したり、省略したりすること」の意味として用いられています。
割愛は”省略”と同じ意味で使用されていることが多いですが、割愛には”愛”という字が入っているように、「必要だけれど仕方がない」の意味を含んでいます。
ですので「重要ではないので、ここの説明は割愛します」と使われますが、あれは割愛の間違った使い方なんですね。
「ここの説明は重要ですが、時間の関係上、割愛します」であれば、割愛の使い方としては正しいです。
このように「割愛(かつあい)」という言葉を用いるときは、
「本当は必要なんだけど理由があって仕方がなく、手放したり省略するとき」に使うようにしましょう。
以上が「割愛の読み方と意味、”わりあい”と”かつあい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど