硼砂の読み方と意味、「ほうさ」と「ほうしゃ」正しいのは?

 

さて日常的に使われることはあまりないですが、「硼砂」という言葉があります。

 

この硼砂に使用されている漢字(特に”硼”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは硼砂の読み方と意味、「ほうさ」と「ほうしゃ」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.硼砂の正しい読み方は「ほうさ」「ほうしゃ」?

 

では硼砂の正しい読み方は、「ほうさ」「ほうしゃ」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、硼砂の正しい読み方は「ほうしゃ」になります

 

硼砂の”硼”は「ほう」、”砂”は「すな」「さ」「しゃ」と読むことができますが、硼砂は「ほうしゃ」と読むのが正しく、「ほうさ」と読むのは間違いです

 

 

 

また硼砂(ほうしゃ)のように「硼(ほう)」が用いられている言葉は、
硼砂の他には「硼素(ほうそ)・硼酸(ほうさん)」しか見つけることができませんでした。

 

硼砂(ほうしゃ)のように「砂(しゃ)」が用いられている言葉には、
「縮砂(しゅくしゃ)・辰砂(しんしゃ)・土砂(どしゃ)」などがあります。

 

 

次の章で硼砂の意味について解説していきます。

 

2.硼砂の意味について

 

では硼砂の意味について見ていきましょう。

 

まず硼砂は「硼酸(ほうさん)ナトリウムの白色の結晶のこと」の意味として用いられています。

 

 

白色の脆(もろ)い柱状結晶で、天然・人工のどちらでも存在しますが、日本で産出されることはほとんどありません。

 

天然だと塩湖が乾燥した跡地で産出されることが多く、人工的には硼酸に炭酸ナトリウムを加えて中和して産出します。

 

 

防腐剤・防虫剤、ガラス原料などに用いられます

 

 

以上が「硼砂の読み方と意味、”ほうさ”と”ほうしゃ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ