さて日常的に使われるもので「手錠」という言葉があります。
この手錠に使用されている漢字(特に”錠”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは手錠の読み方と意味、「てじょう」と「しゅてい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.手錠の正しい読み方は「てじょう」「しゅてい」?
では手錠の正しい読み方は、「てじょう」「しゅてい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、手錠の正しい読み方は「てじょう」になります。
手錠の”錠”は「じょう」「てい」と読むことができますが、
手錠は「てじょう」と読むのが正しく、「しゅてい」と読むのは間違いです。
また手錠(てじょう)のように「手(て)」が用いられている言葉には、
「新手(あらて)・大手(おおて)・逆手(さかて)・手薄(てうす)」などがあります。
手錠(てじょう)のように「錠(じょう)」が用いられている言葉には、
「施錠(せじょう)・尾錠(びじょう)・錠前(じょうまえ)・錠剤(じょうざい)」などがあります。
次の章で手錠の意味と類義語について解説していきます。
2.手錠の意味と類義語について
では手錠の意味と類義語について見ていきましょう。
まず手錠は「罪人の手首にはめて腕の自由を奪う、錠(じょう)のついた鉄製の輪のこと」の意味として用いられています。
手錠を用いた例文としては、「彼に手錠をかける」や、
「手首に手錠の跡がついている」のような使い方で用いられています。
また手錠の類義語としては、「腕輪(うでわ)・枷(かせ)・頸木(くびき)・拘束具(こうそくぐ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても手錠と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「手錠の読み方と意味、”てじょう”と”しゅてい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 手錠の正しい読み方は「てじょう」で、「しゅてい」は間違い。
- 手錠は「罪人の手首にはめて腕の自由を奪う、錠のついた鉄製の輪のこと」の意味。
- 手錠の類義語には、「腕輪・枷・頸木・拘束具」などがある。