さて日常的に使われることはほとんどないですが、「度量衡」という言葉があります。
この度量衡に使用されている漢字(特に”衡”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは度量衡の読み方と意味、「どりょうこう」と「どりょうしょう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
では度量衡の正しい読み方は、「どりょうこう」「どりょうしょう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、度量衡の正しい読み方は「どりょうこう」になります。
度量衡の”衡”は「はか(る)」「こう」と読むことはできますが、「しょう」と読むことはできないので、度量衡を「どりょうしょう」と読むのは間違いです。
度量衡の”衡(こう)”という字は、”衝(しょう)”という字に似ているため注意が必要です。
また度量衡(どりょうこう)のように「衡(こう)」が用いられている言葉には、
「均衡(きんこう)・平衡(へいこう)・連衡(れんこう)・権衡(けんこう)」などがあります。
次の章で度量衡の意味と類義語について解説していきます。
※上は枡(ます)の写真
では度量衡の意味と類義語について見ていきましょう。
まず度量衡は「長さと容積と重さのこと/物差し・枡(ます)・秤(はかり)のこと」の意味として用いられています。
度量衡をはかる器具(物差し・枡・秤)のことを総称して、”度量衡器(どりょうこうき)”と言います。
また度量衡の類義語としては、「尺度(しゃくど)・体積(たいせき)・質量(しつりょう)・立米(りゅうべい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても度量衡と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「度量衡の読み方と意味、”どりょうこう”と”どりょうしょう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、