さて日常的に使われるもので「訃報」という言葉があります。
この訃報に使用されている漢字(特に”訃”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは訃報の読み方と意味、「けいほう」と「とほう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.訃報の正しい読み方は「けいほう」「とほう」?
では訃報の正しい読み方は、「けいほう」「とほう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、訃報の正しい読み方は「ふほう」になります。
訃報の”訃”は「ふ」と読むことはできますが、「けい」「と」と読むことはできないので、訃報を「けいほう」「とほう」と読むのは間違いです。
また訃報(ふほう)のように「訃(ふ)」が用いられている言葉には、「訃音(ふいん)・訃告(ふこく)」があります。
次の章で訃報の意味と類義語について解説していきます。
2.訃報の意味と類義語について
では訃報の意味と類義語について見ていきましょう。
まず訃報は「誰かが亡くなったという知らせのこと」の意味として用いられています。
訃報はハガキ・電報・メール・電話などで伝えられることが多く、
主に”誰が亡くなったのか”、”どこで誰が通夜や葬儀を執り行うのか”などを知らせてくれます。
訃報を用いた例文としては、「私のところに訃報が届いた」や、
「新聞に訃報の掲載をしてもらう」のような使い方で用いられています。
また訃報の類義語としては、「悲報(ひほう)・凶報(きょうほう)・訃音(ふいん)・通告(つうこく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても訃報と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「訃報の読み方と意味、”けいほう”と”とほう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 訃報の正しい読み方は「ふほう」で、「けいほう」「とほう」は間違い。
- 訃報は「誰かが亡くなったという知らせのこと」の意味。
- 訃報の類義語には、「悲報・凶報・訃音・通告」などがある。