このページでは小人数の読み方と意味、「こにんずう」と「しょうにんずう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

 

結論から言ってしまうと、小人数の正しい読み方は「こにんずう」になります。

 

小人数の”小”は「ちい（さい）」「こ」「しょう」と読むことができますが、
小人数は「こにんずう」と読むのが正しく、「しょうにんずう」と読むのは間違いです。

 

 

ちなみに大人数も「おおにんずう」と読むのが正しく、「だいにんずう」と読むのは間違いなので注意が必要です。

 

 

 

また”数”の読み方は「すう」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「ずう」という読み方をすることはできません。

 

人数のように「にんすう」ではなく、「にんずう」と濁って読むのは、日本語の「連濁（れんだく）」と呼ばれているものです。

 

 

連濁とは、”２つの語が結びついて１つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと”を言います。

 

人数であれば、人（にん）＋数（すう）なので、数（後ろの語）の語頭である清音の”す”が濁音の”ず”に変化します。

 

 

 

例えば「手紙（てがみ）」や「綿毛（わたげ）」は連濁なしで読むと、
「てかみ」や「わたけ」と読むのが普通です。

 

もともと”紙”には「がみ」という読み方はないですし、”毛”にも「げ」という読み方は存在しません。

 

 

ですが日本語では、連濁によって後ろの語頭が清音から濁音に変わるため、
「手紙（てがみ）」「綿毛（わたげ）」と濁らせて読んでいるのです。

 

ただすべての言葉が連濁によって濁音に変化するわけではないので、注意してください。

 

次の章で小人数の意味について解説していきます。

 

 

小人数は「人数が少ないこと。また、わずかな人数のこと」の意味として用いられています。

 

 

小人数を用いた例文としては、「小人数で飲み会をする」や、
「私のところは小人数の組織だ」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また小人数の類義語としては、「衆寡（しゅうか）・無勢（ぶぜい）・寡勢（かぜい）・少数（しょうすう）」などの言葉が挙げられます。

 

どの言葉についても小人数と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「小人数の読み方と意味、”こにんずう”と”しょうにんずう”正しいのは？」でした。

 

 

これまで説明したことをまとめますと、

 

 

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