さて日常的に使われるもので「木魚」という言葉があります。

 

この木魚に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
木魚がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは木魚の読み方と意味、「もくぎょ」と「ぼくぎょ」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.木魚の正しい読み方は「もくぎょ」「ぼくぎょ」?

 

では木魚の正しい読み方は、「もくぎょ」「ぼくぎょ」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、木魚の正しい読み方は「もくぎょ」になります

 

木魚の”木”は「き」「もく」「ぼく」と読むことができますが、
木魚は「もくぎょ」と読むのが正しく、「ぼくぎょ」と読むのは間違いです

 

 

 

また木魚(もくぎょ)のように「木(もく)」が用いられている言葉には、
「樹木(じゅもく)・材木(ざいもく)・木目(もくめ)・木犀(もくせい)」などがあります。

 

木魚(もくぎょ)のように「魚(ぎょ)」が用いられている言葉には、
「魚雷(ぎょらい)・魚拓(ぎょたく)・魚鱗(ぎょりん)・鮮魚(せんぎょ)」などがあります。

 

 

次の章で木魚の意味と類義語について解説していきます。

 

2.木魚の意味と類義語について

 

では木魚の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず木魚は「読経(どきょう)・念仏のときに叩いて鳴らす、円形で内部が空(から)になっているの木製仏具のこと」の意味として用いられています。

 

木魚は表面に魚の鱗(うろこ)の形が刻まれており、先端を布や革(かわ)で包んだ桴(ばち)で叩いて鳴らします。

 

 

 

また木魚の類義語としては、「魚鼓(ぎょく)・太鼓(たいこ)・銅鑼(どら)・音叉(おんさ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても木魚と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「木魚の読み方と意味、”もくぎょ”と”ぼくぎょ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 木魚の正しい読み方は「もくぎょ」で、「ぼくぎょ」は間違い。
  • 木魚は「読経・念仏のときに叩いて鳴らす、円形で内部が空になっているの木製仏具のこと」の意味。
  • 木魚の類義語には、「魚鼓・太鼓・銅鑼・音叉」などがある。

 

 

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