さて日常的に使われるもので「追及」という言葉があります。
この追及に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
追及がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは追及の読み方と意味、「おいきゅう」と「ついきゅう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.追及の正しい読み方は「おいきゅう」「ついきゅう」?
では追及の正しい読み方は、「おいきゅう」「ついきゅう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、追及の正しい読み方は「ついきゅう」になります。
追及の”追”は「お(う)」「お(い)」「つい」と読むことができますが、
追及は「ついきゅう」と読むのが正しく、「おいきゅう」と読むのは間違いです。
また追及(ついきゅう)のように「追(つい)」が用いられている言葉には、
「追撃(ついげき)・追憶(ついおく)・追従(ついじゅう)・追加(ついか)」などがあります。
追及(ついきゅう)のように「及(きゅう)」が用いられている言葉には、
「及落(きゅうらく)・波及(はきゅう)・普及(ふきゅう)・言及(げんきゅう)」などがあります。
次の章で追及の意味と類義語について解説していきます。
2.追及の意味と類義語について
では追及の意味と類義語について見ていきましょう。
まず追及は「追いつめて責任などを問いただすこと/後から追いかけていって、追いつくこと」の意味として用いられています。
一般的に追及は「追いつめて責任などを問いただすこと」の意味で使われることがほとんどです。
追及を用いた例文としては、「彼らの責任を追及する」や、
「後続の走者の追及をかわす」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「追いつめて責任などを問いただすこと」の意味で、
後者の例文は「後から追いかけていって、追いつくこと」の意味で使用しています。
また追及の類義語としては、「説教(せっきょう)・糾弾(きゅうだん)・批判(ひはん)・呵責(かしゃく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても追及と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「追及の読み方と意味、”おいきゅう”と”ついきゅう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 追及の正しい読み方は「ついきゅう」で、「おいきゅう」は間違い。
- 追及は「追いつめて責任などを問いただすこと/後から追いかけていって、追いつくこと」の意味。
- 追及の類義語には、「説教・糾弾・批判・呵責」などがある。