結論から言ってしまうと、攫うの正しい読み方は「さらう」になります。
攫うの”攫”は「さら(う)」「かく」と読むことはできますが、「よそ(う)」と読むことはできないので、攫うを「よそう」と読むのは間違いです。
「よそう」というのは、”装(よそ)う”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で攫うの意味について解説していきます。
攫うは「油断につけこんで奪い去ること。気付かないように連れ去ること/全部持っていくこと」の意味として用いられています。
攫うを用いた例文としては、「波に足を攫わされる」や、
「人気を攫う」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「油断につけこんで奪い去ること」の意味で、
後者の例文は「全部持っていくこと」の意味で使用しています。
また攫うの類義語としては、「奪う(うばう)・掠める(かすめる)・盗む(ぬすむ)・撥ねる(はねる)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても攫うと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「攫うの読み方と意味、”さらう”と”よそう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど