このページでは万愚節の読み方と意味、「まんぐせつ」と「ばんぐせつ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.万愚節の正しい読み方は「まんぐせつ」「ばんぐせつ」?

 

結論から言ってしまうと、万愚節の正しい読み方は「ばんぐせつ」になります

 

万愚節の”万”は「よろず」「まん」「ばん」、”愚”は「おろ(か)」「ぐ」と読むことができますが、万愚節は「ばんぐせつ」と読むのが正しく、「まんぐせつ」と読むのは間違いです

 

 

 

また万愚節(ばんぐせつ)のように「万(ばん)」が用いられている言葉には、
「万象(ばんしょう)・万歳(ばんざい)・万策(ばんさく)・万事(ばんじ)」などがあります。

 

万愚節(ばんぐせつ)のように「愚(ぐ)」が用いられている言葉には、
「愚者(ぐしゃ)・愚考(ぐこう)・愚図(ぐず)・愚昧(ぐまい)」などがあります。

 

 

次の章で万愚節の意味について解説していきます。

 

2.万愚節の意味について

 

万愚節は「エイプリルフールのこと。また、その日のこと」の意味として用いられています。

 

エイプリルフールというのは、”4月1日に限り、悪意のない嘘をついて人をかついでも許されるという習慣。また、4月1日のこと”を意味します。

 

 

万愚節は、11月1日の万聖節(ばんせいせつ)に対比して名付けられたもので、
万聖節は”キリスト教で、諸聖人を記念するために毎年11月1日に行われる祝祭のこと”です。

 

 

以上が「万愚節の読み方と意味、”まんぐせつ”と”ばんぐせつ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 万愚節の正しい読み方は「ばんぐせつ」で、「まんぐせつ」は間違い。
  • 万愚節は「エイプリルフールのこと。また、その日のこと」の意味。

 

 

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