結論から言ってしまうと、鏤めるの正しい読み方は「ちりばめる」になります。
鏤めるの”鏤”は「ちりば(める)」「る」と読むことはできますが、
「まと(める)」と読むことはできないので、鏤めるを「まとめる」と読むのは間違いです。
「まとめる」というのは、”纏める”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で鏤めるの意味と類義語について解説していきます。
鏤めるは「彫って一面にはめ込むこと/文章のところどころに美しい言葉などを飾ること」の意味として用いられています。
鏤めるを用いた例文としては、「宝石を鏤めた王冠」や、
「文章に美辞麗句を鏤める」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「彫って一面にはめ込むこと」の意味で、
後者の例文は「文章のところどころに美しい言葉などを飾ること」の意味で使用しています。
また鏤めるの類義語としては、「散布(さんぷ)・散逸(さんいつ)・飛散(ひさん)・分散(ぶんさん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても鏤めると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「鏤めるの読み方と意味、”まとめる”と”ちりばめる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>