万来の読み方と意味、「まんらい」と「ばんらい」正しいのは？

このページでは万来の読み方と意味、「まんらい」と「ばんらい」どちらが正しいのかを解説しています。

１．万来の正しい読み方は「まんらい」「ばんらい」？

結論から言ってしまうと、万来の正しい読み方は「ばんらい」になります。

万来の”万”は「よろず」「まん」「ばん」と読むことができますが、
万来は「ばんらい」と読むのが正しく、「まんらい」と読むのは間違いです。

また万来（ばんらい）のように「万（ばん）」が用いられている言葉には、
「万象（ばんしょう）・万歳（ばんざい）・万策（ばんさく）・万事（ばんじ）」などがあります。

万来（ばんらい）のように「来（らい）」が用いられている言葉には、
「未来（みらい）・元来（がんらい）・生来（せいらい）・来世（らいせ）」などがあります。

次の章で万来の意味について解説していきます。

万来は「多くの人が来ること」の意味として用いられています。

万来は「あの店は千客万来の繁盛ぶりだ」のように、
千客万来という四字熟語の形で使われることがほとんどです。

千客万来というのは、”入れ替わり立ち替わり、多くの客が来ること”を意味します。

また万来の類義語としては、「群参（ぐんさん）・訪問（ほうもん）・来訪（らいほう）・入来（じゅらい）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても万来と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「万来の読み方と意味、”まんらい”と”ばんらい”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、