このページでは万丈の読み方と意味、「まんじょう」と「ばんじょう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.万丈の正しい読み方は「まんじょう」「ばんじょう」?

 

結論から言ってしまうと、万丈の正しい読み方は「ばんじょう」になります

 

万丈の”万”は「よろず」「まん」「ばん」と読むことができますが、
万丈は「ばんじょう」と読むのが正しく、「まんじょう」と読むのは間違いです

 

 

 

また万丈(ばんじょう)のように「万(ばん)」が用いられている言葉には、
「万象(ばんしょう)・万歳(ばんざい)・万策(ばんさく)・万事(ばんじ)」などがあります。

 

万丈(ばんじょう)のように「丈(じょう)」が用いられている言葉には、
「気丈(きじょう)・方丈(ほうじょう)・頑丈(がんじょう)・大丈夫(だいじょうぶ)」などがあります。

 

 

次の章で万丈の意味について解説していきます。

 

2.万丈の意味について

 

万丈は「極めて高いこと/意気の盛んなこと」の意味として用いられています。

 

 

万丈を用いた例文としては、「波瀾万丈の人生だった」や、「万丈の気を吐く」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「極めて高いこと」の意味で、後者の例文は「意気の盛んなこと」の意味で使用しています。

 

前者の波瀾万丈(または波乱万丈)というのは四字熟語で、「劇的な変化に富んでいること」の意味があります。

 

 

 

また万丈の類義語としては、「直上(ちょくじょう)・頂上(ちょうじょう)・高々(たかだか)・天辺(てっぺん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても万丈と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「万丈の読み方と意味、”まんじょう”と”ばんじょう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 万丈の正しい読み方は「ばんじょう」で、「まんじょう」は間違い。
  • 万丈は「極めて高いこと/意気の盛んなこと」の意味。
  • 万丈の類義語には、「直上・頂上・高々・天辺」などがある。

 

 

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