万機の読み方と意味、「まんき」と「ばんき」正しいのは?

 

さて日常的に使われることはほとんどないですが、「万機」という言葉があります。

 

この万機に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
万機がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは万機の読み方と意味、「まんき」と「ばんき」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.万機の正しい読み方は「まんき」「ばんき」?

 

では万機の正しい読み方は、「まんき」「ばんき」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、万機の正しい読み方は「ばんき」になります

 

万機の”万”は「よろず」「まん」「ばん」と読むことができますが、
万機は「ばんき」と読むのが正しく、「まんき」と読むのは間違いです

 

 

 

また万機(ばんき)のように「万(ばん)」が用いられている言葉には、
「万象(ばんしょう)・万歳(ばんざい)・万策(ばんさく)・万事(ばんじ)」などがあります。

 

万機(ばんき)のように「機(き)」が用いられている言葉には、
「機械(きかい)・機会(きかい)・待機(たいき)・動機(どうき)」などがあります。

 

 

次の章で万機の意味と類義語について解説していきます。

 

2.万機の意味と類義語について

 

では万機の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず万機は「政治上の多くの重要な事柄のこと」の意味として用いられています。

 

 

万機を用いた例文としては、「万機公論に決すべし」や、
「天皇に代わって万機をとり行う」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また万機の類義語としては、「為政(いせい)・政務(せいむ)・行政(ぎょうせい)・施政(しせい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても万機と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「万機の読み方と意味、”まんき”と”ばんき”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ