このページでは工面の読み方と意味、「くめん」と「こうめん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.工面の正しい読み方は「くめん」「こうめん」?

 

結論から言ってしまうと、工面の正しい読み方は「くめん」になります

 

工面の”工”は「こう」「く」と読むことができますが、工面は「くめん」と読むのが正しく、「こうめん」と読むのは間違いです

 

 

 

また工面(くめん)のように「工(く)」が用いられている言葉には、
「工夫(くふう)・細工(さいく)・石工(いしく)・大工(だいく)」などがあります。

 

工面(くめん)のように「面(めん)」が用いられている言葉には、
「内面(ないめん)・方面(ほうめん)・水面(すいめん)・面倒(めんどう)」などがあります。

 

 

次の章で工面の意味について解説していきます。

 

2.工面の意味について

 

工面は「必要な金銭や品物を工夫して集めること/金回り。懐具合(ふところぐあい)のこと」の意味として用いられています。

 

 

工面を用いた例文としては、「パソコン代を工面する」や、
「最近彼は工面が良さそうだ」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「必要な金銭や品物を工夫して集めること」の意味で、
後者の例文は「金回り。懐具合のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また工面の類義語としては、「都合(つごう)・調達(ちょうたつ)・調整(ちょうせい)・遣り繰り(やりくり)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても工面と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「工面の読み方と意味、”くめん”と”こうめん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 工面の正しい読み方は「くめん」で、「こうめん」は間違い。
  • 工面は「必要な金銭や品物を工夫して集めること/金回り。懐具合のこと」の意味。
  • 工面の類義語には、「都合・調達・調整・遣り繰り」などがある。

 

 

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