このページでは銜えるの読み方と意味、「くわえる」と「ついえる」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.銜えるの正しい読み方は「くわえる」「ついえる」?

 

結論から言ってしまうと、銜えるの正しい読み方は「くわえる」になります

 

銜えるの”銜”は「くわ(える)」「かん」「がん」と読むことはできますが、
「つい(える)」と読むことはできないので、銜えるを「ついえる」と読むのは間違いです。

 

(「ついえる」というのは、”潰える・費える”などと書き表されます)

 

 

ただ「くわえる」は”銜える”の他に、”咥える”と書き表されることも多いので注意が必要です。

 

 

次の章で銜えるの意味について解説していきます。

 

2.銜えるの意味について

 

銜えるは「唇(くちびる)や歯で軽く挟んで支えること」の意味として用いられています。

 

 

銜えるを用いた例文としては、「たばこを銜える」や、
「指を銜えてこちらを見つめている」のような使い方で用いられています。

 

”指を銜える”というのは慣用句で、「欲しいと思いながらも、手を出せずにいるさま」の意味で使われます。

 

 

 

また銜えるの類義語としては、「啄む(ついばむ)・齧る(かじる)・頬張る(ほおばる)・咀嚼(そしゃく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても銜えると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「銜えるの読み方と意味、”くわえる”と”ついえる”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 銜えるの正しい読み方は「くわえる」で、「ついえる」は間違い。
  • 銜えるは「唇や歯で軽く挟んで支えること」の意味。
  • 銜えるの類義語には、「啄む・齧る・頬張る・咀嚼」などがある。

 

 

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