さて日常的に使われるもので「咥える」という言葉があります。
この咥えるに使用されている漢字は普段はあまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは咥えるの読み方と意味、「ほえる」と「くわえる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
では咥えるの正しい読み方は、「ほえる」「くわえる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、咥えるの正しい読み方は「くわえる」になります。
咥えるの”咥”は「くわ(える)」「き」「てつ」と読むことはできますが、
「ほ(える)」と読むことはできないので、咥えるを「ほえる」と読むのは間違いです。
(「ほえる」というのは、”吠える・吼える”と書き表されます)
ただ「くわえる」は”咥える”の他に、”銜える”と書き表されることもあるため注意が必要です。
次の章で咥えるの意味と類義語について解説していきます。
では咥えるの意味と類義語について見ていきましょう。
まず咥えるは「唇(くちびる)や歯で軽く挟んで支えること」の意味として用いられています。
咥えるを用いた例文としては、「たばこを咥える」や、
「指を咥えてこちらを見つめている」のような使い方で用いられています。
”指を咥える”というのは慣用句で、「欲しいと思いながらも、手を出せずにいるさま」の意味で使われます。
また咥えるの類義語としては、「啄む(ついばむ)・齧る(かじる)・頬張る(ほおばる)・咀嚼(そしゃく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても咥えると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「咥えるの読み方と意味、”ほえる”と”くわえる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、