結論から言ってしまうと、讒訴の正しい読み方は「ざんそ」になります。
讒訴の”讒”は「ざん」「さん」、”訴”は「うった(える)」「そ」と読むことはできますが、”讒”は「めん」と読むことはできないので、讒訴を「めんそ」と読むのは間違いです。
また讒訴(ざんそ)のように「讒(ざん)」が用いられている言葉には、
「讒謗(ざんぼう)・讒言(ざんげん)・讒佞(ざんねい)・讒口(ざんこう)」などがあります。
讒訴(ざんそ)のように「訴(そ)」が用いられている言葉には、
「上訴(じょうそ)・公訴(こうそ)・直訴(じきそ)・起訴(きそ)」などがあります。
次の章で讒訴の意味について解説していきます。
讒訴は「他人を陥(おとしい)れる目的で、事実を曲げて言いつけること/陰で人の悪口を言うこと」の意味として用いられています。
讒訴を用いた例文としては、「上司に讒訴する」や、「彼の讒訴は受け入れられなかった」のような使い方で用いられています。
一般的に讒訴は前者の意味で使われることが多く、どちらの例文も「他人を陥れる目的で、事実を曲げて言いつけること」の意味で使用しています。
また讒訴の類義語としては、「密告(みっこく)・謀計(ぼうけい)・陥穽(かんせい)・告げ口(つげぐち)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても讒訴と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「讒訴の読み方と意味、”ざんそ”と”めんそ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど