このページでは礼賛の読み方と意味、「れいさん」と「らいさん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.礼賛の正しい読み方は「れいさん」「らいさん」?

 

結論から言ってしまうと、礼賛の正しい読み方は「らいさん」になります

 

礼賛の”礼”は「れい」「らい」と読むことができますが、礼賛は「らいさん」と読むのが正しく、「れいさん」と読むのは間違いです。

 

 

 

また「礼賛(らいさん)」は、「礼讃(らいさん)」と書かれることもありますが、これらはどちらも同じものです。

 

いま現在ではあまり使われていない”讃”は当用漢字と言われるもので、
簡単に言えば”賛”の前に使用されていた漢字のことです。

 

 

当用漢字というのは、”常用漢字の前に政府から告示された漢字のこと”で、
常用漢字表が告示されたことにより、当用漢字表は正式に廃止されています。

 

なので”礼讃”は間違いではないですが、”礼賛”と書き表す方が一般的だと言えます。

 

次の章で礼賛の意味について解説していきます。

 

2.礼賛の意味について

 

礼賛は「ありがたく思って褒(ほ)め称(たた)えること/仏を礼拝(らいはい)して、その功徳(くどく)を称えること」の意味として用いられています。

 

ここでの功徳というのは、”現世・来世に幸福をもたらすもとになる善行のこと”の意味で用いられています。

 

(他にも功徳には、”神仏の恵み”というような意味もあります)

 

 

 

礼賛を用いた例文としては、「彼らの功績を礼賛する」や、
「仏の前で礼賛する」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「ありがたく思って褒め称えること」の意味で、
後者の例文は「仏を礼拝して、その功徳を称えること」の意味で使用しています。

 

 

以上が「礼賛の読み方と意味、”れいさん”と”らいさん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 礼賛の正しい読み方は「らいさん」で、「れいさん」は間違い。
  • 礼賛は「ありがたく思って褒め称えること/仏を礼拝して、その功徳を称えること」の意味。

 

 

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