結論から言ってしまうと、大抵の正しい読み方は「たいてい」になります。
大抵の”大”は「おお(きい)」「だい」「たい」と読むことができますが、
大抵は「たいてい」と読むのが正しく、「だいてい」と読むのは間違いです。
また大抵(たいてい)のように「大(たい)」が用いられている言葉には、
「大器(たいき)・大気(たいき)・大局(たいきょく)・大義(たいぎ)」などがあります。
大抵(たいてい)のように「抵(てい)」が用いられている言葉には、
「抵抗(ていこう)・抵触(ていしょく)・抵当(ていとう)・抵償(ていしょう)」などがあります。
次の章で大抵の意味と類義語について解説していきます。
大抵は「ある物事のほとんど。おおかた/多分。おそらく/(あとに打消しの語を伴って)普通であるさま/度を越さない程度のこと」の意味として用いられています。
大抵を用いた例文としては、「大抵のことは知っている」や、
「大抵のことでは驚かない」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「ある物事のほとんど。おおかた」の意味で、
後者の例文は「(あとに打消しの語を伴って)普通であるさま」の意味で使用しています。
また大抵の類義語としては、「大体(だいたい)・大概(たいがい)・民意(みんい)・平常(へいじょう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても大抵と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「大抵の読み方と意味、”たいてい”と”だいてい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>