このページでは大抵の読み方と意味、「たいてい」と「だいてい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.大抵の正しい読み方は「たいてい」「だいてい」?

 

結論から言ってしまうと、大抵の正しい読み方は「たいてい」になります

 

大抵の”大”は「おお(きい)」「だい」「たい」と読むことができますが、
大抵は「たいてい」と読むのが正しく、「だいてい」と読むのは間違いです

 

 

 

また大抵(たいてい)のように「大(たい)」が用いられている言葉には、
「大器(たいき)・大気(たいき)・大局(たいきょく)・大義(たいぎ)」などがあります。

 

大抵(たいてい)のように「抵(てい)」が用いられている言葉には、
「抵抗(ていこう)・抵触(ていしょく)・抵当(ていとう)・抵償(ていしょう)」などがあります。

 

 

次の章で大抵の意味と類義語について解説していきます。

 

2.大抵の意味と類義語について

 

大抵は「ある物事のほとんど。おおかた/多分。おそらく/(あとに打消しの語を伴って)普通であるさま/度を越さない程度のこと」の意味として用いられています。

 

 

大抵を用いた例文としては、「大抵のことは知っている」や、
「大抵のことでは驚かない」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「ある物事のほとんど。おおかた」の意味で、
後者の例文は「(あとに打消しの語を伴って)普通であるさま」の意味で使用しています。

 

 

 

また大抵の類義語としては、「大体(だいたい)・大概(たいがい)・民意(みんい)・平常(へいじょう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても大抵と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「大抵の読み方と意味、”たいてい”と”だいてい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 大抵の正しい読み方は「たいてい」で、「だいてい」は間違い。
  • 大抵は「ある物事のほとんど。おおかた/多分。おそらく/(あとに打消しの語を伴って)普通であるさま/度を越さない程度のこと」の意味。
  • 大抵の類義語には、「大体・大概・民意・平常」などがある。

 

 

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