端折るの読み方と意味、「はしょる」と「はしおる」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「端折る」という言葉があります。

 

この端折るに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
端折るがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは端折るの読み方と意味、「はしょる」と「はしおる」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.端折るの正しい読み方は「はしょる」「はしおる」?

 

では端折るの正しい読み方は、「はしょる」「はしおる」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、端折るの正しい読み方は「はしょる」「はしおる」の両方になります

 

端折るの”端”は「はし」「は」「たん」、”折”は「お(る)」「せつ」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には端折るは「はしょる」と読むことがほとんどです。

 

 

 

端折るの”折”という字は単体で「しょ(る)」と読むことはできませんが、
日本語における音変化によって「はしおる」から「はしょる」という読み方に変化しました。

 

 

音変化というのは簡単に言うと、”発音しにくい音を発音しやすい音に変化させたもの”です。

 

この音変化により、端折るは通常では読むことができない「はしょる」という読み方になったんですね。

 

 

次の章で端折るの意味と類義語について解説していきます。

 

2.端折るの意味と類義語について

 

では端折るの意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず端折るは「着物の裾(すそ)をつまみ上げて帯などにはさむこと/省略して短くすること」の意味として用いられています。

 

 

端折るを用いた例文としては、「説明を端折る」や、
「作業工程を端折る」のような使い方で用いられています。

 

一般的に端折るは後者の意味で使われることがほとんどで、
どちらの例文も「省略して短くすること」の意味で使用しています。

 

 

 

また端折るの類義語としては、「簡略(かんりゃく)・略記(りゃっき)・割愛(かつあい)・合理化(ごうりか)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても端折ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「端折るの読み方と意味、”はしょる”と”はしおる”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ