結論から言ってしまうと、燻るの正しい読み方は「いぶる」「くすぶる」「くゆる」になります。
燻るの”燻”は「いぶ(す)」「くすぶ(る)」「くゆ(らす)」「くん」と読むことができます。
一般的には「くすぶる」と読むことが多いです。
ただ燻るは「いぶる」「くすぶる」「くゆる」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で燻るの意味について解説していきます。
燻る(くすぶる)の意味は下記のとおりです。
燻るを「くすぶる」と読むと上記のような意味になりますが、
「いぶる」「くゆる」と読むとそれぞれ下記のような意味となります。
燻るを「いぶる」と読むと「火が勢いよく燃えずに煙ばかりが出ること」、「くゆる」と読むと「煙が緩(ゆる)やかに立つこと」の意味となります。
このように燻るは「くすぶる」「いぶる」「くゆる」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
燻るを用いた例文としては、「毎日家で燻(くすぶ)っている」や、
「長い間平社員のまま燻(くすぶ)る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「活動せずに引きこもって過ごすこと」の意味で、
後者の例文は「地位や生活がいっこうに良くならないでいること」の意味で使用しています。
以上が「燻るの読み方と意味、”いぶる”と”くすぶる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<燻る(くすぶる)の意味>
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど