このページでは一段落の読み方と意味、「ひとだんらく」と「いちだんらく」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.一段落の正しい読み方は「ひとだんらく」「いちだんらく」?

 

結論から言ってしまうと、一段落の本来の読み方は「いちだんらく」でしたが、
いま現在では「ひとだんらく」と「いちだんらく」のどちらでも問題はありません

 

一段落の”一”は「いち」「ひと」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には一段落は「いちだんらく」と読むことが多いです。

 

 

 

一段落を「ひとだんらく」と読むのは本来の読み方ではなく、
この「ひとだんらく」は”慣用読み”と呼ばれる読み方になります。

 

慣用読みというのは、誤った読み方の人が増えて広く定着したことで、
その誤った読み方についても間違いではないとされた読みのことです。

 

 

簡単に言えば、一段落を「ひとだんらく」と間違って読む人が増えたために、
「ひとだんらく」でも「いちだんらく」でも正しい読み方ということにしよう!となったわけです。

 

なのでいま現在での一段落の読み方としては、「ひとだんらく」と「いちだんらく」はどちらも正しい読み方となります。

 

次の章で一段落の意味について解説していきます。

 

2.一段落の意味について

 

一段落は「文章などの、一つの段落のこと/物事に一応の区切りがつくこと」の意味として用いられています。

 

 

一段落を用いた例文としては、「仕事が一段落する」や、
「この作業が一段落したら休憩しよう」のような使い方で用いられています。

 

一段落は一般的に後者の意味で使われることが多く、
どちらの例文も「物事に一応の区切りがつくこと」の意味で使用しています。

 

 

以上が「一段落の読み方と意味、”ひとだんらく”と”いちだんらく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 「いちだんらく」が本来の読み方で、「ひとだんらく」は慣用読み。
  • 一段落の読み方は、「ひとだんらく」「いちだんらく」のどちらでも正しい。
  • 一段落は「文章などの、一つの段落のこと/物事に一応の区切りがつくこと」の意味。

 

 

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