このページでは濡れ衣の読み方と意味、「ぬれぎぬ」と「ぬれごろも」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.濡れ衣の正しい読み方は「ぬれぎぬ」「ぬれごろも」?

 

結論から言ってしまうと、濡れ衣の正しい読み方は「ぬれぎぬ」「ぬれごろも」の両方になります

 

濡れ衣の”濡”は「ぬ(れる)」「じゅ」、”衣”は「ころも」「きぬ」「い」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には濡れ衣は「ぬれぎぬ」と読むことがほとんどです。

 

 

 

また”衣”の読み方は「きぬ」「ころも」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「ぎぬ」「ごろも」という読み方をすることはできません。

 

濡れ衣のように「ぬれきぬ」「ぬれころも」ではなく、「ぬれぎぬ」「ぬれごろも」と濁って読むのは、日本語の「連濁(れんだく)」と呼ばれているものです

 

 

連濁とは、”2つの語が結びついて1つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと”を言います。

 

濡れ衣であれば、濡れ(ぬれ)+衣(きぬ・ころも)なので、衣(後ろの語)の語頭である清音の”き・こ”が濁音の”ぎ・ご”に変化します。

 

 

 

例えば「手紙(てがみ)」や「綿毛(わたげ)」は連濁なしで読むと、
「てかみ」や「わたけ」と読むのが普通です。

 

もともと”紙”には「がみ」という読み方はないですし、”毛”にも「げ」という読み方は存在しません

 

 

ですが日本語では、連濁によって後ろの語頭が清音から濁音に変わるため、
「手紙(てがみ)」「綿毛(わたげ)」と濁らせて読んでいるのです。

 

ただすべての言葉が連濁によって濁音に変化するわけではないので、注意してください。

 

次の章で濡れ衣の意味について解説していきます。

 

2.濡れ衣の意味について

 

濡れ衣は「濡(ぬ)れた着物のこと/身に覚えのない罪のこと」の意味として用いられています。

 

 

濡れ衣を用いた例文としては、「彼に濡れ衣を着せる」や、
「それはとんだ濡れ衣だ」のような使い方で用いられています。

 

一般的に濡れ衣は後者の意味で使われることがほとんどで、
どちらの例文も「身に覚えのない罪のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また濡れ衣の類義語としては、「汚名(おめい)・風評(ふうひょう)・冤罪(えんざい)・捏造(ねつぞう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても濡れ衣と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「濡れ衣の読み方と意味、”ぬれぎぬ”と”ぬれごろも”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 濡れ衣の正しい読み方は「ぬれぎぬ」「ぬれごろも」の両方。
  • 濡れ衣は「濡れた着物のこと/身に覚えのない罪のこと」の意味。
  • 濡れ衣の類義語には、「汚名・風評・冤罪・捏造」などがある。

 

 

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