さて日常的に使われるもので「大器」という言葉があります。
この大器に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
大器がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは大器の読み方と意味、「たいき」と「だいき」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.大器の正しい読み方は「たいき」「だいき」?
では大器の正しい読み方は、「たいき」「だいき」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、大器の正しい読み方は「たいき」になります。
大器の”大”は「おお(きい)」「だい」「たい」と読むことができますが、
大器は「たいき」と読むのが正しく、「だいき」と読むのは間違いです。
また大器(たいき)のように「大(たい)」が用いられている言葉には、
「大意(たいい)・大気(たいき)・大局(たいきょく)・大義(たいぎ)」などがあります。
大器(たいき)のように「器(き)」が用いられている言葉には、
「利器(りき)・容器(ようき)・武器(ぶき)・器物(きぶつ)」などがあります。
次の章で大器の意味と類義語について解説していきます。
2.大器の意味と類義語について
では大器の意味と類義語について見ていきましょう。
まず大器は「大きな入れ物のこと/人並み外れて優れた才能・器量のこと。また、その持ち主のこと」の意味として用いられています。
大器を用いた例文としては、「彼は大器だったと言える」や、
「彼女はきっと大器晩成型なのだろう」のような使い方で用いられています。
一般的に大器は後者の意味で使われることが多く、どちらの例文も「人並み外れて優れた才能・器量のこと。また、その持ち主のこと」の意味で使用しています。
また大器の類義語としては、「逸材(いつざい)・天才(てんさい)・有能(ゆうのう)・傑物(けつぶつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても大器と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「大器の読み方と意味、”たいき”と”だいき”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 大器の正しい読み方は「たいき」で、「だいき」は間違い。
- 大器は「大きな入れ物のこと/人並み外れて優れた才能・器量のこと。また、その持ち主のこと」の意味。
- 大器の類義語には、「逸材・天才・有能・傑物」などがある。