結論から言ってしまうと、大器の正しい読み方は「たいき」になります。
大器の”大”は「おお(きい)」「だい」「たい」と読むことができますが、
大器は「たいき」と読むのが正しく、「だいき」と読むのは間違いです。
また大器(たいき)のように「大(たい)」が用いられている言葉には、
「大意(たいい)・大気(たいき)・大局(たいきょく)・大義(たいぎ)」などがあります。
大器(たいき)のように「器(き)」が用いられている言葉には、
「利器(りき)・容器(ようき)・武器(ぶき)・器物(きぶつ)」などがあります。
次の章で大器の意味と類義語について解説していきます。
大器は「大きな入れ物のこと/人並み外れて優れた才能・器量のこと。また、その持ち主のこと」の意味として用いられています。
大器を用いた例文としては、「彼は大器だったと言える」や、
「彼女はきっと大器晩成型なのだろう」のような使い方で用いられています。
一般的に大器は後者の意味で使われることが多く、どちらの例文も「人並み外れて優れた才能・器量のこと。また、その持ち主のこと」の意味で使用しています。
また大器の類義語としては、「逸材(いつざい)・天才(てんさい)・有能(ゆうのう)・傑物(けつぶつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても大器と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「大器の読み方と意味、”たいき”と”だいき”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>