結論から言ってしまうと、基づくの正しい読み方は「もとづく」になります。
基づくの”基”は「もと」「き」と読むことができますが、基づくは「もとづく」と読むのが正しく、「きづく」と読むのは間違いです。
次の章で基づくの意味と類義語について解説していきます。
基づくは「何かをもととして起こること/何かを基礎・根拠とすること」の意味として用いられています。
基づくを用いた例文としては、「円安に基づく物価の上昇」や、
「これは事実に基づいた結論だ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「何かをもととして起こること」の意味で、
後者の例文は「何かを基礎・根拠とすること」の意味で使用しています。
また基づくの類義語としては、「準拠(じゅんきょ)・依拠(いきょ)・立脚(りっきゃく)・起因(きいん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても基づくと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「基づくの読み方と意味、”きづく”と”もとづく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>