結論から言ってしまうと、首魁の正しい読み方は「しゅかい」になります。
首魁の”魁”は「さきがけ」「かい」と読むことはできますが、
「き」と読むことはできないので、首魁を「しゅき」と読むのは間違いです。
また首魁(しゅかい)のように「首(しゅ)」が用いられている言葉には、
「元首(げんしゅ)・首位(しゅい)・首席(しゅせき)・首相(しゅしょう)」などがあります。
首魁(しゅかい)のように「魁(かい)」が用いられている言葉には、
「巨魁(きょかい)・魁傑(かいけつ)・魁梧(かいご)・魁偉(かいい)」などがあります。
次の章で首魁の意味について解説していきます。
首魁は「悪事・謀反(むほん)などの首謀者のこと/他のものより先になること。また、そのもののこと」の意味として用いられています。
首魁を用いた例文としては、「彼がこの騒動の首魁だ」や、
「あの事件の首魁として有名になった人」のような使い方で用いられています。
一般的に首魁は前者の意味で使われることがほとんどで、
どちらの例文も「悪事・謀反などの首謀者のこと」の意味で使用しています。
また首魁の類義語としては、「元凶(げんきょう)・頭目(とうもく)・黒幕(くろまく)・巨魁(きょかい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても首魁と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「首魁の読み方と意味、”しゅき”と”しゅかい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど