幇助の読み方と意味、「ふうじょ」と「ほうじょ」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「幇助」という言葉があります。

 

この幇助に使用されている漢字(特に”幇”)は普段はあまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは幇助の読み方と意味、「ふうじょ」と「ほうじょ」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.幇助の正しい読み方は「ふうじょ」「ほうじょ」?

 

では幇助の正しい読み方は、「ふうじょ」「ほうじょ」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、幇助の正しい読み方は「ほうじょ」になります

 

幇助の”幇”は「たす(ける)」「ほう」と読むことはできますが、
「ふう」と読むことはできないので、幇助を「ふうじょ」と読むのは間違いです。

 

 

幇助の”幇(ほう)”という字は、”封(ふう)”という字に少し似ているため注意が必要です。

 

 

 

また幇助(ほうじょ)のように「幇(ほう)」が用いられている言葉は、
幇助の他には「幇間(ほうかん)」しか見つけることができませんでした。

 

幇助(ほうじょ)のように「助(じょ)」が用いられている言葉には、
「互助(ごじょ)・自助(じじょ)・助走(じょそう)・助長(じょちょう)」などがあります。

 

 

次の章で幇助の意味と類義語について解説していきます。

 

2.幇助の意味と類義語について

 

では幇助の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず幇助は「手を貸すこと。手助けすること/他人の犯罪行為や自殺の遂行を助けること」の意味として用いられています。

 

 

幇助を用いた例文としては、「貧困からの脱出を幇助する」や、
「犯罪を幇助することは許されていない」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「手を貸すこと。手助けすること」の意味で、後者の例文は「他人の犯罪行為や自殺の遂行を助けること」の意味で使用しています。

 

 

 

また幇助の類義語としては、「寄与(きよ)・尽力(じんりょく)・応援(おうえん)・援助(えんじょ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても幇助と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「幇助の読み方と意味、”ふうじょ”と”ほうじょ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ