結論から言ってしまうと、幇助の正しい読み方は「ほうじょ」になります。
幇助の”幇”は「たす(ける)」「ほう」と読むことはできますが、
「ふう」と読むことはできないので、幇助を「ふうじょ」と読むのは間違いです。
幇助の”幇(ほう)”という字は、”封(ふう)”という字に少し似ているため注意が必要です。
また幇助(ほうじょ)のように「幇(ほう)」が用いられている言葉は、
幇助の他には「幇間(ほうかん)」しか見つけることができませんでした。
幇助(ほうじょ)のように「助(じょ)」が用いられている言葉には、
「互助(ごじょ)・自助(じじょ)・助走(じょそう)・助長(じょちょう)」などがあります。
次の章で幇助の意味について解説していきます。
幇助は「手を貸すこと。手助けすること/他人の犯罪行為や自殺の遂行を助けること」の意味として用いられています。
幇助を用いた例文としては、「貧困からの脱出を幇助する」や、
「犯罪を幇助することは許されていない」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「手を貸すこと。手助けすること」の意味で、後者の例文は「他人の犯罪行為や自殺の遂行を助けること」の意味で使用しています。
また幇助の類義語としては、「寄与(きよ)・尽力(じんりょく)・応援(おうえん)・援助(えんじょ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても幇助と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「幇助の読み方と意味、”ふうじょ”と”ほうじょ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど