このページでは誂えるの読み方と意味、「あつらえる」と「しつらえる」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.誂えるの正しい読み方は「あつらえる」「しつらえる」?

 

結論から言ってしまうと、誂えるの正しい読み方は「あつらえる」になります

 

誂えるの”誂”は「あつら(える)」「ちょう」と読むことはできますが、「しつら(える)」と読むことはできないので、誂えるを「しつらえる」と読むのは間違いです。

 

 

「しつらえる」というのは、”設える”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

次の章で誂えるの意味について解説していきます。

 

2.誂えるの意味について

 

誂えるは「注文して自分の希望どおりに作らせること」の意味として用いられています。

 

 

誂えるを用いた例文としては、「洋服を誂える」や、
「品物を誂える」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また誂えるの類義語としては、「発注(はっちゅう)・特注(とくちゅう)・用命(ようめい)・調える(ととのえる)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても誂えると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「誂えるの読み方と意味、”あつらえる”と”しつらえる”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 誂えるの正しい読み方は「あつらえる」で、「しつらえる」は間違い。
  • 誂えるは「注文して自分の希望どおりに作らせること」の意味。
  • 誂えるの類義語には、「発注・特注・用命・調える」などがある。

 

 

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