結論から言ってしまうと、小兵の正しい読み方は「こひょう」「しょうへい」の両方になります。
小兵の”小”は「ちい(さい)」「しょう」「こ」、”兵”は「へい」「ひょう」と読むことができます。
一般的には小兵は「こひょう」と読むことがほとんどで、「しょうへい」は”少兵”と書き表されることがほとんどです。
ただ小兵は「こひょう」「しょうへい」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また小兵(こひょう)のように「兵(ひょう)」が用いられている言葉には、
「雑兵(ぞうひょう)・兵糧(ひょうろう)・兵仗(ひょうじょう)・兵六玉(ひょうろくだま)」などがあります。
小兵(しょうへい)のように「兵(へい)」が用いられている言葉には、
「衛兵(えいへい)・騎兵(きへい)・挙兵(きょへい)・兵士(へいし)」などがあります。
次の章で小兵の意味について解説していきます。
小兵(こひょう)は「体つきの小さいこと。小柄/弓を引く力が弱いこと。また、その人のこと」の意味として用いられています。
小兵を「こひょう」と読むと上記のような意味になりますが、
「しょうへい」と読むと「少人数の兵のこと」の意味となります。
このように小兵は「こひょう」「しょうへい」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
また小兵(こひょう)の類義語としては、「矮小(わいしょう)・短躯(たんく)・侏儒(しゅじゅ)・短身(たんしん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても小兵と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「小兵の読み方と意味、”こひょう”と”しょうへい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど