鉄扉の読み方と意味、「てっぴ」と「てつとびら」正しいのは？

このページでは鉄扉の読み方と意味、「てっぴ」と「てつとびら」どちらが正しいのかを解説しています。

１．鉄扉の正しい読み方は「てっぴ」「てつとびら」？

結論から言ってしまうと、鉄扉の正しい読み方は「てっぴ」になります。

鉄扉の”鉄”は「てつ」、”扉”は「とびら」「ひ」と読むことができますが、
鉄扉は「てっぴ」と読むのが正しく、「てつとびら」と読むのは間違いです。

また鉄扉を「てっぴ」と読むのは、日本語の”促音化（そくおんか）＋半濁音化（はんだくおんか）”によるものです。

鉄扉の”鉄”の読み方は「てつ」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「てっ」という読み方をすることはできません。

鉄扉のように「てつぴ」ではなく、「てっぴ」と変化して読むのは、日本語の「促音化（そくおんか）」と呼ばれているものです。

（”扉”を「ぴ」と読むのは半濁音化によるもので、少し後に解説しています）

促音化とは、”２つの語が結びついて１つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語（カ行・サ行・タ行・パ行）の前に付いた音が「っ」（これを促音という）に変化する現象のこと”を言います。

鉄扉であれば、鉄（てつ）＋扉（ぴ）なので、扉（後ろの語）の前に付いた音である”つ”が促音の”っ”に変化します。

そして鉄扉の”扉”の読み方は「ひ」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「ぴ」という読み方をすることはできません。

鉄扉のように「てっひ」ではなく、「てっぴ」と変化して読むのは、日本語の「半濁音化（はんだくおんか）」と呼ばれているものです。

半濁音化とは、”２つの語が結びついて１つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭（ハ行音）がパ行音に変化する現象のこと”を言います。

このパ行音（パ・ピ・プ・ペ・ポ）のことを”半濁音（はんだくおん）”と呼びます。

鉄扉であれば、鉄（てっ）＋扉（ひ）なので、扉（後ろの語）の語頭である”ひ”が半濁音の”ぴ”に変化します。

このように日本語の”促音化＋半濁音化”によって鉄扉を「てっぴ」と読んでいます。

次の章で鉄扉の意味について解説していきます。

鉄扉は「鉄製の扉（とびら）のこと」の意味として用いられています。

鉄扉を用いた例文としては、「鉄扉を開ける」や、
「鉄扉を貫通するほどの威力」のような使い方で用いられています。

また鉄扉の類義語としては、「鎧戸（よろいど）・門扉（もんぴ）・門戸（もんこ）・防火扉（ぼうかとびら）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても鉄扉と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「鉄扉の読み方と意味、”てっぴ”と”てつとびら”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、