このページでは暫くの読み方と意味、「ようやく」と「しばらく」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.暫くの正しい読み方は「ようやく」「しばらく」?

 

結論から言ってしまうと、暫くの正しい読み方は「しばらく」になります

 

暫くの”暫”は「しば(し)」「しばら(く)」「ざん」と読むことはできますが、
「ようや(く)」と読むことはできず、暫くを「ようやく」と読むのは間違いです。

 

 

「ようやく」というのは、”漸く”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

次の章で暫くの意味と類義語について解説していきます。

 

2.暫くの意味と類義語について

 

暫くは「少しの間のこと/時間的にある程度長く続くさま/久しぶりであるさま」の意味として用いられています。

 

 

暫くを用いた例文としては、「部長が来るまでこちらで暫くお待ちください」や、「暫く実家に帰っていない」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「少しの間のこと」の意味で、後者の例文は「時間的にある程度長く続くさま」の意味で使用しています。

 

 

 

また暫くの類義語としては、「暫時(ざんじ)・片時(かたとき)・束の間(つかのま)・当分(とうぶん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても暫くと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「暫くの読み方と意味、”ようやく”と”しばらく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 暫くの正しい読み方は「しばらく」で、「ようやく」は間違い。
  • 暫くは「少しの間のこと/時間的にある程度長く続くさま/久しぶりであるさま」の意味。
  • 暫くの類義語には、「暫時・片時・束の間・当分」などがある。

 

 

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