さて日常的に使われるもので「梳く」という言葉があります。
この梳くに使用されている漢字は普段はあまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは梳くの読み方と意味、「すく」と「とく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.梳くの正しい読み方は「すく」「とく」?
では梳くの正しい読み方は、「すく」「とく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、梳くの正しい読み方は「すく」「とく」の両方になります。
梳くの”梳”は「す(く)」「と(く)」「しょ」「そ」と読むことができます。
一般的には梳くは「すく」と読むことが多いです。
ただ梳くは「すく」「とく」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で梳くの意味と類義語について解説していきます。
2.梳くの意味と類義語について
では梳くの意味と類義語について見ていきましょう。
まず梳く(すく)は「髪の毛に櫛(くし)を入れて整えること/理髪の技術のひとつで、鋏(はさみ)などで髪の量を少なくすること」の意味として用いられています。
梳くを「すく」と読むと上記のような意味になりますが、
「とく」と読むと「髪の毛に櫛を入れて整えること」の意味のみとなります。
このように梳くは「すく」「とく」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
また梳くの類義語としては、「結う(ゆう)・解く(ほどく)・解す(ほぐす)・ブラッシング」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても梳くと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「梳くの読み方と意味、”すく”と”とく”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 梳くの正しい読み方は「すく」「とく」の両方。
- 梳く(すく)は「髪の毛に櫛を入れて整えること/理髪の技術のひとつで、鋏などで髪の量を少なくすること」の意味。
- 梳く(とく)は「髪の毛に櫛を入れて整えること」の意味。
- 梳くの類義語には、「結う・解く・解す・ブラッシング」などがある。