このページでは薄板の読み方と意味、「うすいた」と「はくばん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.薄板の正しい読み方は「うすいた」「はくばん」?

 

結論から言ってしまうと、薄板の正しい読み方は「うすいた」になります

 

薄板の”薄”は「うす(い)」「はく」、”板”は「いた」「ばん」と読むことができますが、薄板は「うすいた」と読むのが正しく、「はくばん」と読むのは間違いです

 

 

 

また薄板(うすいた)のように「薄(うす)」が用いられている言葉には、
「薄味(うすあじ)・薄口(うすくち)・薄刃(うすば)・薄紙(うすがみ)」などがあります。

 

薄板(うすいた)のように「板(いた)」が用いられている言葉には、
「厚板(あついた)・蹴板(けいた)・戸板(といた)・鏡板(かがみいた)」などがあります。

 

 

次の章で薄板の意味について解説していきます。

 

2.薄板の意味について

 

薄板は「厚さの薄い板のこと/食品を包む、紙のように削(そ)いだ板のこと/唐織(からおり)の薄手のもの」の意味として用いられています。

 

唐織というのは、”中国渡来の織物。または、それに似た織物の総称のこと”を指します。

 

 

 

また薄板の類義語としては、「板紙(いたがみ)・戸板(といた)・裁ち板(たちいた)・張り板(はりいた)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても薄板と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「薄板の読み方と意味、”うすいた”と”はくばん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 薄板の正しい読み方は「うすいた」で、「はくばん」は間違い。
  • 薄板は「厚さの薄い板のこと/食品を包む、紙のように削いだ板のこと/唐織の薄手のもの」の意味。
  • 薄板の類義語には、「板紙・戸板・裁ち板・張り板」などがある。

 

 

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