このページでは小話の読み方と意味、「こばなし」と「しょうわ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

 

結論から言ってしまうと、小話の正しい読み方は「こばなし」「しょうわ」の両方になります。

 

小話の”小”は「ちい（さい）」「しょう」「こ」、”話”は「はな（す）」「はなし」「わ」と読むことができます。

 

 

 

一般的には小話は「こばなし」と読むことがほとんどです。

 

ただ小話は「こばなし」「しょうわ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

（次の章でそれぞれの意味について解説していきます）

 

 

 

また”話”の読み方は「はなし」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「ばなし」という読み方をすることはできません。

 

小話のように「こはなし」ではなく、「こばなし」と濁って読むのは、日本語の「連濁（れんだく）」と呼ばれているものです。

 

 

連濁とは、”２つの語が結びついて１つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと”を言います。

 

小話であれば、小（こ）＋話（はなし）なので、話（後ろの語）の語頭である清音の”は”が濁音の”ば”に変化します。

 

 

 

例えば「手紙（てがみ）」や「綿毛（わたげ）」は連濁なしで読むと、
「てかみ」や「わたけ」と読むのが普通です。

 

もともと”紙”には「がみ」という読み方はないですし、”毛”にも「げ」という読み方は存在しません。

 

 

ですが日本語では、連濁によって後ろの語頭が清音から濁音に変わるため、
「手紙（てがみ）」「綿毛（わたげ）」と濁らせて読んでいるのです。

 

ただすべての言葉が連濁によって濁音に変化するわけではないので、注意してください。

 

次の章で小話の意味について解説していきます。

 

 

小話（こばなし）は「気の利いた短い話。ごく短い洒落（しゃれ）た笑い話のこと」の意味として用いられています。

 

 

小話を「こばなし」と読むと上記のような意味になりますが、
「しょうわ」と読むと「ちょっとした短い話のこと」の意味となります。

 

このように小話は「こばなし」「しょうわ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

以上が「小話の読み方と意味、”こばなし”と”しょうわ”正しいのは？」でした。

 

 

これまで説明したことをまとめますと、

 

 

関連ページ