結論から言ってしまうと、無人の正しい読み方は「ぶにん」「むじん」「むにん」になります。
無人の”無”は「な(い)」「む」「ぶ」、”人”は「ひと」「にん」「じん」と読むことができます。
一般的には無人は「むじん」と読むことがほとんどです。
ただ無人は「ぶにん」「むじん」「むにん」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また無人(ぶにん)のように「無(ぶ)」が用いられている言葉には、
「無様(ぶざま)・無骨(ぶこつ)・無音(ぶいん)・無礼(ぶれい)」などがあります。
無人(むじん)のように「無(む)」が用いられている言葉には、
「無為(むい)・有無(うむ)・無益(むえき)・無言(むごん)」などがあります。
次の章で無人の意味について解説していきます。
無人(ぶにん、むにん)は「人のいないこと/人手が足りないこと」の意味として用いられています。
無人を「ぶにん」「むにん」と読むと上記のような意味になりますが、
「むじん」と読むと「人のいないこと」の意味のみとなります。
このように無人は「ぶにん」「むにん」「むじん」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
また無人の類義語としては、「無勢(ぶぜい)・閑散(かんさん)・空疎(くうそ)・不在(ふざい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても無人と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「無人の読み方と意味、”ぶにん”と”むじん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど