このページでは無人の読み方と意味、「ぶにん」と「むじん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.無人の正しい読み方は「ぶにん」「むじん」?

 

結論から言ってしまうと、無人の正しい読み方は「ぶにん」「むじん」「むにん」になります

 

無人の”無”は「な(い)」「む」「ぶ」、”人”は「ひと」「にん」「じん」と読むことができます。

 

 

 

一般的には無人は「むじん」と読むことがほとんどです。

 

ただ無人は「ぶにん」「むじん」「むにん」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また無人(ぶにん)のように「無(ぶ)」が用いられている言葉には、
「無様(ぶざま)・無骨(ぶこつ)・無音(ぶいん)・無礼(ぶれい)」などがあります。

 

無人(むじん)のように「無(む)」が用いられている言葉には、
「無為(むい)・有無(うむ)・無益(むえき)・無言(むごん)」などがあります。

 

 

次の章で無人の意味について解説していきます。

 

2.無人の意味について

 

無人(ぶにん、むにん)は「人のいないこと/人手が足りないこと」の意味として用いられています。

 

 

無人を「ぶにん」「むにん」と読むと上記のような意味になりますが、
「むじん」と読むと「人のいないこと」の意味のみとなります

 

このように無人は「ぶにん」「むにん」「むじん」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

また無人の類義語としては、「無勢(ぶぜい)・閑散(かんさん)・空疎(くうそ)・不在(ふざい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても無人と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「無人の読み方と意味、”ぶにん”と”むじん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 無人の正しい読み方は「ぶにん」「むじん」「むにん」のすべて。
  • 無人(ぶにん、むにん)は「人のいないこと/人手が足りないこと」の意味。
  • 無人(むじん)は「人のいないこと」の意味。
  • 無人の類義語には、「無勢・閑散・空疎・不在」などがある。

 

 

関連ページ

<難読漢字の一覧>

 

(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>

 

哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!

 

依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!

 

<難読漢字の一覧(偏)>

 

(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!

 

<覚えておきたい知識>

 

鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!

 

(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!