このページでは国交相の読み方と意味、「こっこうそう」と「こっこうしょう」どちらが正しいのかを解説しています。
結論から言ってしまうと、国交相の正しい読み方は「こっこうしょう」になります。
国交相の”相”は「あい」「そう」「しょう」と読むことができますが、
国交相は「こっこうしょう」と読むのが正しく、「こっこうそう」と読むのは間違いです。
また国交の”国”の読み方は「こく」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「こっ」という読み方をすることはできません。
国交のように「こくこう」ではなく、「こっこう」と変化して読むのは、日本語の「促音化(そくおんか)」と呼ばれているものです。
促音化とは、”2つの語が結びついて1つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語(カ行・サ行・タ行・パ行)の前に付いた音が「っ」(これを促音という)に変化する現象のこと”を言います。
国交であれば、国(こく)+交(こう)なので、交(後ろの語)の前に付いた音である”く”が促音の”っ”に変化します。
例えば「楽器(がっき)」や「切削(せっさく)」は促音化なしで読むと、
「がくき」や「せつさく」と読むのが普通です。
もともと”楽”には「がっ」という読み方はないですし、”切”にも「せっ」という読み方は存在しません。
ですが日本語では促音化によって促音(「っ」)に変化するため、
「楽(がっ)」「切(せっ)」と変化させて読んでいるのです。
ただすべての言葉が促音化によって促音(「っ」)に変化するわけではないので、注意してください。
次の章で国交相の意味について解説していきます。
国交相は「国土交通大臣のこと」の意味として用いられています。
国土交通大臣というのは、”国務大臣で、国土交通省の長のこと”を指します。
国土交通省(略して国交省)は、”国土の利用、開発及び保全、社会資本の整備、交通施策の推進などに関する仕事を担当する国の行政機関”になります。
国土交通省は2001年(平成13年)に、建設省・運輸省・国土庁・北海道開発庁が統合して発足されました。
ちなみに国交省と国交相はどちらも「こっこうしょう」と読みますが、
国交省は”国の行政機関のこと”、国交相は”国土交通大臣のこと”を指すため覚えておきましょう。
以上が「国交相の読み方と意味、”こっこうそう”と”こっこうしょう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど