このページでは盗人の読み方と意味、「ぬすっと」と「ぬすびと」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.盗人の正しい読み方は「ぬすっと」「ぬすびと」?

 

結論から言ってしまうと、盗人の正しい読み方は「ぬすっと」「ぬすびと」「とうじん」になります

 

盗人の”盗”は「ぬす(む)」「とう」、”人”は「ひと」「にん」「じん」(連濁により「びと」)と読むことができます。

 

(連濁とは、2つの語が結びついて1つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと)

 

 

 

ただ一般的には盗人は「ぬすっと」と読むことが多いです。

 

 

 

盗人の”盗”は単体で「ぬすっ」、”人”も単体で「と」と読むことはできませんが、
日本語における音変化によって「ぬすびと」から「ぬすっと」という読み方に変化しました。

 

 

音変化というのは簡単に言うと、”発音しにくい音を発音しやすい音に変化させたもの”です。

 

この音変化により、盗人は通常では読むことができない「ぬすっと」という読み方になったんですね。

 

 

次の章で盗人の意味について解説していきます。

 

2.盗人の意味について

 

盗人は「他人の持ち物を盗み取る者のこと」の意味として用いられています。

 

 

盗人を用いた例文としては、「盗人を追いかける」や、
「盗人は決して許さん」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また盗人の類義語としては、「強盗(ごうとう)・義賊(ぎぞく)・万引き(まんびき)・空き巣(あきす)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても盗人と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「盗人の読み方と意味、”ぬすっと”と”ぬすびと”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 盗人の正しい読み方は「ぬすっと」「ぬすびと」「とうじん」のすべて。
  • 盗人は「他人の持ち物を盗み取る者のこと」の意味。
  • 盗人の類義語には、「強盗・義賊・万引き・空き巣」などがある。

 

 

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