さて日常的に使われるもので「泥濘み」という言葉があります。
この泥濘みに使用されている漢字(特に”濘”)は普段はあまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは泥濘みの読み方と意味、「ぬかるみ」と「でいねいみ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.泥濘みの正しい読み方は「ぬかるみ」「でいねいみ」?
では泥濘みの正しい読み方は、「ぬかるみ」「でいねいみ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、泥濘みの正しい読み方は「ぬかるみ」になります。
泥濘みの”泥”は「どろ」「でい」、”濘”は「ねい」と読むことができますが、泥濘みを「でいねいみ」と読むのは間違いです。
泥濘みの”泥”に「ぬか」、”濘”にも「る」という読み方はありませんが、泥濘みを「ぬかるみ」と読んでいるのは、当て字によるものです。
「ぬかるみ」という言葉の意味に、”泥濘”という言葉が持っている意味が合っていたため、”泥濘み”に「ぬかるみ」という読み方が当てられました。
次の章で泥濘みの意味と類義語について解説していきます。
2.泥濘みの意味と類義語について
では泥濘みの意味と類義語について見ていきましょう。
まず泥濘みは「雨や雪解けなどで地面が泥状になっているところのこと」の意味として用いられています。
泥濘みを用いた例文としては、「泥濘みに足をとられる」や、
「泥濘みは歩きたくない」のような使い方で用いられています。
また泥濘みの類義語としては、「埴生(はにゅう)・沼地(ぬまち)・湿原(しつげん)・水溜まり(みずたまり)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても泥濘みと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「泥濘みの読み方と意味、”ぬかるみ”と”でいねいみ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 泥濘みの正しい読み方は「ぬかるみ」で、「でいねいみ」は間違い。
- 泥濘みは「雨や雪解けなどで地面が泥状になっているところのこと」の意味。
- 泥濘みの類義語には、「埴生・沼地・湿原・水溜まり」などがある。