結論から言ってしまうと、搦手の正しい読み方は「からめて」になります。
搦手の”搦”は「から(める)」「じゃく」と読むことができますが、
搦手は「からめて」と読むのが正しく、「じゃくしゅ」と読むのは間違いです。
「からめて」というのは、一般的に”搦め手”と書き表されることが多いです。
次の章で搦手の意味について解説していきます。
搦手は「城の裏門。また。城の裏門を攻める軍勢のこと/相手の予想もしていないところや弱点のこと/人を捕らえる人のこと」の意味として用いられています。
搦手を用いた例文としては、「搦手から攻めるのも良い」や、「搦手から論ずる」のような使い方で用いられています。
搦手は一般的に「相手の予想もしないないところや弱点のこと」の意味で使われることが多く、どちらの例文も「相手の予想もしないないところや弱点のこと」の意味で使用しています。
また搦手の類義語としては、「欠点(けってん)・急所(きゅうしょ)・欠陥(けっかん)・泣き所(なきどころ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても搦手と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「搦手の読み方と意味、”からめて”と”じゃくしゅ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど