結論から言ってしまうと、隔たりの正しい読み方は「へだたり」になります。
隔たりの”隔”は「へだ(てる)」「かく」と読むことができますが、
隔たりは「へだたり」と読むのが正しく、「かくたり」と読むのは間違いです。
次の章で隔たりの意味について解説していきます。
隔たりは「隔(へだ)たること。また、その度合いのこと」の意味として用いられています。
隔たるというのは、”(距離・時間・気持ちなどが)離れること/間に物があって遮られること/物事の間に開き、または違いがあること”の意味になります。
隔たりを用いた例文としては、「年齢の隔たりなんか気にしない」や、
「両者の実力に大きな隔たりがある」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「(距離・時間・気持ちなどが)離れること」の意味で、
後者の例文は「物事の間に開き、または違いがあること」の意味で使用しています。
また隔たりの類義語としては、「間隔(かんかく)・空間(くうかん)・空白(くうはく)・隙間(すきま)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても隔たりと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「隔たりの読み方と意味、”かくたり”と”へだたり”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど