さて日常的に使われるもので「隔たり」という言葉があります。
この隔たりに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
隔たりがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは隔たりの読み方と意味、「かくたり」と「へだたり」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.隔たりの正しい読み方は「かくたり」「へだたり」?
では隔たりの正しい読み方は、「かくたり」「へだたり」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、隔たりの正しい読み方は「へだたり」になります。
隔たりの”隔”は「へだ(てる)」「かく」と読むことができますが、
隔たりは「へだたり」と読むのが正しく、「かくたり」と読むのは間違いです。
次の章で隔たりの意味と類義語について解説していきます。
2.隔たりの意味と類義語について
では隔たりの意味と類義語について見ていきましょう。
まず隔たりは「隔(へだ)たること。また、その度合いのこと」の意味として用いられています。
隔たるというのは、”(距離・時間・気持ちなどが)離れること/間に物があって遮られること/物事の間に開き、または違いがあること”の意味になります。
隔たりを用いた例文としては、「年齢の隔たりなんか気にしない」や、
「両者の実力に大きな隔たりがある」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「(距離・時間・気持ちなどが)離れること」の意味で、
後者の例文は「物事の間に開き、または違いがあること」の意味で使用しています。
また隔たりの類義語としては、「間隔(かんかく)・空間(くうかん)・空白(くうはく)・隙間(すきま)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても隔たりと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「隔たりの読み方と意味、”かくたり”と”へだたり”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 隔たりの正しい読み方は「へだたり」で、「かくたり」は間違い。
- 隔たりは「隔たること。また、その度合いのこと」の意味。
- 隔たるは「(距離・時間・気持ちなどが)離れること/間に物があって遮られること/物事の間に開き、または違いがあること」の意味。
- 隔たりの類義語には、「間隔・空間・空白・隙間」などがある。